Viaggio sentimentale
11月21日はCesano Madernoにてコンサートがありました。
今回はヴァイオリンとソプラノとピアノというトリオ。
ヴァイオリンのジョヴァンナとはもう何回か共演していますが、ソプラノのフェデリーカとは初めまして。
ポンキエッリの作品に詳しい彼女と共に、初めてポンキエッリの歌曲を演奏しましたが、新たな魅力とこうして出会えるのは本当に嬉しい瞬間です。ソプラノ(軽くない声質)のレパートリーとしてもっと有名になってもいいのにな。
今回ソロでは、アルフレード・カゼッラの「シャコンヌによる変奏曲」を演奏しました。
そして今回の私のメインイベントは、弾く前に自分で解説をしたこと。
日本語で私が演奏前にぺらぺらと喋っているのを見たことがある方はいるでしょうが、やっぱりイタリア語だとああは喋れない。
原稿を作って夫に見てもらうと、もうほとんどダメ出しでコンサートの前数日はそっちにかかりきりになり疲れ果てました。ストレスから夫にもブチ切れ、かわいそうなのは夫ですがもうキーキーと私はしつこく原稿を直させるはめに(ごめんよー)。
なるべく原稿を読んでいるという風にならないように、目の前には置くけど自分の言葉で喋っているように話すのは難しかったけど、勉強になりました。
最後にみんなで記念写真。
右端の子はうちの街の若いピアニストのジュゼッペ。
名門、ミラノ音楽院で勉強しています。